愛犬と暮らす家は動線の考慮とアイテム選定がポイントです。愛犬の行動パターン「すべる / もぐる / かじる / ひっかく」を特に注意し上質感のある空間にまとめました。
ご依頼時には既にカーテンが選定してありましたので、それに合わせてコーディネートをしています。わんちゃんとの共存の為、アイテムの耐久性も考慮しています。
柔らかなライン、生地感だったので、あえてメンズライクさをだしたく、カーキやブラックカラーの割合を多めにしてクッション、アート、観葉植物でアクセントを加えました。
空間全体的には、スッキリとした上質感ある雰囲気を目指しました。それに伴い各アイテムは素材や質感の重なりで空間にリズムがつくように考えセレクトしています。
クロスと床の柄の向きや合わせを繋げています。メインのソファはロータイプなので、ラウンジチェアはあえてハイパックにしてバランスをみました。高さを変える事で使用の機能性も考慮しています。ハイタイプなので圧迫感がないよう脚部分が細いものをチョイス。
ソファスペースは柱の位置と大きさによりスペースが小さいので、あえて奥行き違いを使い柱後ろの照明スペースもソファスペースに組入み空間を贅沢に使う事でゆったり感を演出しています。
この部屋の雰囲気を最後にまとめてくれたのが個性的な色使いのポスターです。