既存の家具を活かしながら、家族全員が集まるときに心地よさと懐かしさを感じられる空間を演出しました。
過去の思い出を懐かしく振り返られる事を大切にしつつ、これからの未来を見据える事を融合したモダンでスタイリッシュな“ヴィンテージモダンスタイル”のインテリアコーディネートを行いました。
部屋の主役は壁紙を中心にしました。面積の多い壁紙に控えめな主張をプラスしました。目を惹かれるけれども印象は強くならないように。
家具の木質も揃えず、スタイルもミックスしても壁紙でまとめているので気にならなくなりました。因みにストライプ柄なので空間が広く見えます。
一般的にコーディネートを考える時、インテリアテイストや木質の色等で合わせの方向を考える方が多いと思いますが、今回は木質もテイストもMIXされた条件なので、壁紙のテイストを考慮して既存のMIXスタイルを活かすモノに生まれ変わるようにしました。
今回のコーディネートの問題点は、内装材(廻り縁・建具)も家具アイテムも今回新しくするモノと、これまでの既存のモノの相性を考慮して合う様にしなくてはいけない点でした。